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ゲーテと漱石

ゲーテはよく「教養の代名詞」と言われますが、出口さんはヨーロッパで仕事をされていて、実際にゲーテ作品が西洋の教養文化に深く根づいていると思われましたか? たとえば、日本の教養文化における漱石作品と比べて、その存在感はいかがですか? また、出口さんのおすすめのゲーテ作品またはその関連本を3冊挙げていただければ幸いです。

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44歳 会社員 男性

漱石に軍配!

僕はロンドンで3年間を過ごしましたが、ドイツには仕事で行っただけで、住んだ経験はありません。その意味で、ドイツにおけるゲーテと日本における漱石のウェイトは、正直よくわかりません。

ただ、ヨーロッパにおけるゲーテの位置づけということで見れば、これはもう完全に僕の勘で、僕の感じたことですが、日本における漱石のほうがややウェイトは高いのかなという感じがします。

ゲーテの作品は、圧倒的に『ファウスト』、それから『イタリア紀行』、このふたつに尽きると思います。3冊ということであれば『若きウェルテルの悩み』を入れるべきかなと思います。