子どもに必要な教育って?

子どもの教育方針について、夫婦で意見が分かれています。夫婦共に一貫校で過ごし、僕は子どもにも同じような教育を受けてほしいと考えています。一方、妻は地方での子育てを希望しています。出口さんが考える必要な教育、適している場所はどういうものでしょうか。

花咲か爺さん
30歳 会社員 男性

生きていく武器を与えよう

子どもの教育について、まず教育とは何だろうということから考えてみる必要があると思います。

教育とは、人間が複雑な社会において生きていく武器を与えることだと思います。一番大事な武器は「自分の頭で自分の言葉で考える力」をつけることです。

よく言われる言葉に「飢えている人にパンをあげてはいけない、そうじゃなくて魚の釣り方を教えなきゃいけない」というものがあります。その通りだと思いますが、子どもについては自分の言葉で、好きなことや感じたことを素直に言える人間に育てるのが、一番大事だと思います。

それについてどんな場所で、どこで育てるかということは、ご夫婦の話し合いで決めてください。おふたりのお子さんですから。

ただ、片方が片方の価値観を押しつけて、片方が従うという形は、よいパートナーシップではないと思います。あなたが奥様とよく相談されて、自分の考えていることをお互いに率直に述べ合い、そこで妥協点を見つけることが、お子さんにとっても一番よいと思います。仮にどちらかの意見にした場合、片方は不満を持っているわけですから。両親が教育について違う考えを持っている中で育てられる子どもって、かわいそうですよね。

そう考えれば、お子さんの幸せのためにも、奥様とよく話し合って、これからどのように教育しようかということをお互いに譲り合って、意見を統一することが最初であるような気がしています。