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高齢者は本当に優遇されるべき?

少し混みあった電車の中で、乳児を抱えて通勤する妊婦さんを見かけました。妊婦さんは優先席近くに立っていました。優先席には、リュックを背負った元気そうな高齢者のグループが座って、談笑していました。言い訳くさく恥ずかしいのですが、少し混みあっていたこともあって、私は何も言えずに電車を降りてしまいました。

高齢者は昔から優遇されてきたのでしょうか? 失礼な言い方かもしれませんが、生産性のなくなった高齢者が、未来ある子どもや現役世代の我々より優遇・優先される意味が見出せません。このように考えてしまう私は、おかしいのでしょうか?

たーさん
36歳 会社員 男性

優先されるべきは「子ども」です

あなたの疑問は、至極、真っ当だと思います。

洋の東西を問わず、沈む船から救命ボートをおろすときは、まず子ども、次に女性、男性、最後に高齢者の順で救命ボートに乗せます。なぜならば、そうしないとその群れ全体が滅んでしまうからです。これが人間社会の真実です。常に子どもが最初であり、女性であり、その次が男性であり、最後に高齢者という、この順序は歴史的に変わったことが一度もありません。むしろ現在、その当たり前のルールが歪んでいるから、社会に閉塞感が生まれているんだと思います。

僕は今でも優先席に元気そうな人が座っていたら、「乳児を抱えている人に席を譲れませんか」と声をかけています。ちょっとしたことで、一度声をかければそんなに怖くなくなります。みんなで声をあげていきましょう。

混んでいる電車で「乳児を抱えた妊婦さんに、席を譲ってください」と言って白い目で見られることは、まずありえません。むしろみんなが拍手してくれると思います。そういう一人一人が小さい勇気を持つことが、この世の中をよくするのです。あなたの考え方は非常にまともで、おかしいところはどこにもないと思います。子どもこそが、我々の未来です。