病があっても社会とつながりたい

出口さんはご著書でよく「生涯働くことが大切」「人間は働くことが当たり前」とおっしゃっています。

私は10年前からうつ病を患っています。少しずつよくなってきて、今は週に一度のアルバイトとクラウドソーシングでぼちぼち働いていますが、本当はもっと働いて、自分を養えるほどのお給料を得たいと考えています。幸い結婚することができたのですが、仕事を通して社会とつながっていたいという思いは、募るばかりです。

私のように、病気でなかなか働くことができない人に対して、どうすれば社会とつながれるのか、出口さんはどうお考えですか?

えふちゃ
34歳 アルバイト・主婦 女性

できることから少しずつ

人生のパートナーと出会うことができて、本当によかったですね。それでプライベートが充実しているわけですから。そうであれば、仕事を少しずつ増やしていったらいいんじゃないでしょうか? 

病気になって、少しずつよくなっていると書かれていますが、週に一度のアルバイトとクラウドソーシング、このアルバイトを二度、三度、四度と少しずつ増やしていくことで、むしろ病気も治っていくような気がします。

人生は85年。あなたの場合はまだ55年も長い人生があるわけですから、焦る必要は全くありません。ちょっとずつ仕事を増やしていく、そのことによって体も丈夫になっていく、また増やしていく。というように、焦らず少しずつ前に進んでいくことがよいんじゃないでしょうか。