アンテナはどう張ればいい?

読売新聞の書評を、いつもたいへん楽しみにしております。「歴史・教養」に関してはもちろんなのですが、文学に対するセンスも抜群でいらして、その都度、感嘆の声を上げております。あの選書をなさるには、どのように、どのようなアンテナを張っていらっしゃいますか? これまでの読書遍歴などを含め、ぜひぜひコツや秘訣などをお聞かせください。

牡猫ムル@書店員修業時代 (=‘x‘=)
ねこ年齢3歳 脳内書店員修業中 男性

本は最初の10ページで決まります

読売の読書委員会は1ヶ月に2回くらい開催していますが、会議室に本が200冊ぐらい置いてあります。その中から皆が好きな本をピックアップします。そして、それを全員で回し読みします。その中で誰かが手をあげて競りを行い、どの本を書きたいかを決める、そのようなやり方をとっています。

本を選ぶときは、本文の最初の10ページくらいを読みます。まえがき、あとがきは最後に書くものなので、あまりアテにしていません。本を書く人はとにかく読んでほしいと思っているので、本文の最初の10ページや20ページは一所懸命書いているはずです。そこが面白ければきっと面白いと考えて、本選びをしています。