社長は忙しい?

社長という立場でいると、いろんな人が「お忙しいでしょう?」「お忙しいところすみません」などと気をつかってくれるのですが、実のところ、そこまで忙しさを感じていません。そういう言葉をかけてもらうたびに、社長として全然働けていないのではと不安な気持ちになります。出口さんはそういったご経験はございますか?

新人社長
39歳 経営者 男性

忙しい=仕事をしている、とは限りません

みんなが「忙しいでしょう」「お忙しいところすみません」とせっかく気を使ってくれているのであれば、にっこり笑って「うんうん」と応じていればいいのではないでしょうか。

社長に限らず仕事をするということは、自己の本来の仕事を真剣に一所懸命にやっていればいいわけで、忙しい、忙しくないということと、本来の仕事をきちんとやっているかどうかは何の関係もありません。

僕の友人の34歳の社長は、「1日に3時間しか働けない」と言っています。「どうして?」と聞いたら、「必死に頭を絞って考え抜いているので、3時間過ぎると、もう頭も体も動きません。ヘトヘトになるのです」と言っていました。

そういう仕事の仕方もあるわけですから、忙しい、忙しくないということと、本来の仕事をやっているかやっていないかは関係ないと考えて、でも気を使ってくれるのだったら「どうもありがとう」と、にっこり微笑み返しをしてあげれば、それでいいのではないでしょうか。