お金が怖い

出口さん、はじめまして。いつも楽しくお悩み相談の記事を拝見しております。ぜひ、出口さんにご相談させていただきたいことがございます。

私は、お金が怖いです。使うことにもネガティブな感情があります。

普通の人は、自分を楽しませる手段として使ったり、自分の欲求を実現するために使ったりと、お金やお金を使うことに対してポジティブなイメージを持っていると思いますが、私は恐怖感というか、ネガティブなイメージがお金にあります。これは子どもの頃からで、稼ぎを得るようになった今でもあまり変わりません。

出口さんは、お金やお金を使うことに対して、どのようなイメージをお持ちですか? また、ネガティブなイメージを持たないようにするためには、どのような心持ちが必要だと思いますか?

温泉だいすき
26歳 教育関係 男性

お金は自分が楽しむ“手段”です!

お金や、お金を使うことに対して「ポジティブなイメージを持てない」とのことですが、では、あなたが極端なまでにお金を使わずに、どんどん貯めていったと考えましょう。

人間はいつか死にますが、そのときにあなたの貯金通帳が仮に何千万円になっていたとしても、あなたはそれで楽しいのでしょうか。

人間の人生は、洋の東西を問わず、自分の好きなことをやる、やりたいことにチャレンジすることが一番楽しいもの。これは、人間の歴史が教えてくれることです。お金は、自分が楽しみ、チャレンジするための手段にすぎません。

これからの日本は、団塊世代の200万人が消えて新社会人が100万人ちょっとですから、構造的に見れば労働力不足が徐々に拡大していきます。2030年には誰が計算しても、800万人もの労働力が不足する、と言われています。あなたはまだ26歳です。日本における労働力の構造問題を考えれば、あなたが健康で働く気さえあれば、お金を稼ぐことに何の不安もありません。

あなたが置かれている日本の構造をよく理解して、「温泉だいすき」というニックネームをつけておられるので、好きな温泉にもガンガン入って、人生を楽しんでください。健康で働く意欲さえあれば、食べていくことに困らないのが今の日本です。