気負わずに仕事をするには?

私は仕事や人生で大きな成功を手に入れようと、ついつい気負ってしまうことが多く、気負い続けるがあまり心身が疲弊しがちな人生を送ってきました。

お尋ねしたいのは、周囲を圧倒するような卓越した成果を出そうと気負って、10の力でやればいい仕事に20も30も力を使って疲弊してしまう自分は、どのような心の持ち方でこれから仕事に取り組んでいけばよいのでしょうか?

赤無幻
33歳 会社員 男性

仕事のやり方を変えましょう

あなたは、10の力でやればいい仕事に対して、20、30もの力を使って、全力で仕事に取り組んでおられる。企業にとってあなたは、きっと夢のような社員だと思います。こんなありがたい社員はいません。しかし、仕事は“一生やるもの”です。

あなたはまだ33歳の若さなのに、すでに「疲弊してしまう」と言われている。これが40、50、60歳になったときには、どうなるのでしょうか。

人生は長いゲームです。マラソンのようなものです。あなたはマラソンを走っているのに、最初の5㎞あたりで、100m走のような走り方をしているように見えます。それでは、サスティナブルであるはずがありません。

人間が長く仕事をしていくということは、コンスタントに自分の力を出していくということに、ほかなりません。

いろんな先人が言っていますが、仕事の上で一番大切なことは「いつでもどんなときでも自分の力が出せるよう、体調を万全に管理すること」であり、また「どんな難題が降ってきても全力が出せるように、常に用意をしておくこと」が鉄則です。

その当たり前のことがわかれば、「疲弊してしまうような仕事の仕方」は、その時点で本質的に間違っているのではないでしょうか。

一流の人たちが野心的でギラギラしているようには見えず、自然体で取り組んでいるように見える理由は簡単です。彼らは、自分の体力や体調の限界を、よく知っているからです。疲れない範囲でコンスタントに力を出そうとしていることが、外から見れば「気負わず自然体でいるように見える」という、ただそれだけのことだと思います。

自分の体調をよく見て、疲弊しない限度内において、引き続き一所懸命頑張ってください。