自意識過剰なんです

この歳になっても自意識が過剰で、いつも自分のことばかり考えてしまいます。“周りにどう見られているのか?”“私ってなんてだめなんだろう”“かまわれたい”“かわいがられたい”“評価されたい”etc……。

そんな自分にうんざりして、ほかの人や仕事の課題、物事自体に目を向けても、結局行き着く先は自分のことです。

出口さんがどこかのインタビューで、「勉強が足りない人は自分自分となる」とおっしゃっていたのを拝読しました。自分以外のことに興味を持つには、具体的にどうすればいいのでしょうか。

捨て鉢子
30歳 会社員 女性

みんな大なり小なり自意識過剰です

人間はいくつになっても“かまわれたい、かわいがられたい、評価されたい”と思うもの。仮に組織のトップになったとしても、そのように考えてしまう、ある意味とても愚かで、とてもかわいい動物です。ですから、あなた自身が自分のことを考えるということは不自然でも何でもなく、人間はみんなそうなのだということを、まずお話ししたいと思います。

そうしたファクトを見据えた上で、でも、それだけだったら人間は大事なことを何もやれないよね、ということもみんなわかっているのです。

繰り返し言ってきましたが、「済んだことを愚痴る、人を羨ましいと思う、人によく思われたいと思う。人生を無駄にしたければこの3つをたくさんどうぞ」という言葉があります。みんな「人間は愚かである意味かわいい動物であり、自分のことばかり考えてしまう生き物だけれど、それがtoo muchになってしまうと人生を無駄にしてしまうので、そういうことはやめようね」と思って生きているのです。

自分以外のことに興味を持つのは、比較的簡単だと思います。

僕は「人、本、旅」と言っていますが、まず誘われたら、いろんなところに出かけてみましょう。会合でも、勉強会でも、旅でも何でもいいと思います。それから面白そうな本は何でも読んでみる。いろんなことを知ることで、「あれ? 何か面白いことがあるな」「これ、もうちょっと知ってみたいな」などと、興味を持てる部分が生まれてくるかもしれません。

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」なので、まだ何も撃っていない段階で自分以外のことに興味を持つことなどあり得ません。とりあえずは外に目を向けて、「人、本、旅」によってどんどん鉄砲を撃ってみましょう。

そのうちに興味のあることがきっと見つかると思います。頑張ってください。